オーケンウォーターの水は、ミルク作りにも使えます。ただし厚生労働省が紹介する手順では、ボトル入りの水も一度沸かし、70℃以上で粉を溶かすことになっています。
キッズプランの料金はRO水プランと同じで、対象年齢は公式ページに書かれていません。
- 厚労省が紹介する調乳の手順は「水を沸かす→70℃以上で溶かす→2時間以内に使わなければ捨てる」。サーバーのお湯(約80〜90℃)は沸騰させた湯ではない
- 公式はキッズプランにRO水「プラスプレミアム」を案内。硬度は23〜25(公式の表示)
- キッズプランの料金はRO水プランと同じ(1セット税込2,696円〜)。対象年齢・必要書類は公式ページに記載なし
- おトクプランは5年かつ90回の契約。ミルク期だけで途中解約すると16,500円
- 冷水・温水ともにチャイルドロック付き。宅配ボックス・置き配は公式に記載なし
- 夫婦と4歳の息子の3人家族。共働き
- オーケンウォーターは使っていません。この記事は、公式サイトと厚生労働省の資料だけで書いています。赤ちゃんの健康について判断できる立場ではありません
- 紹介しているオーケンウォーターから広告報酬を受けています。内容は2026年10月1日に確認しました
ミルク作りにも使えるが、厚労省の手順どおりなら「沸かしてから70℃以上」

オーケン公式は、キッズプランのページで「鍋も哺乳瓶もそのまま使用できる」「夜中の急なミルクの用意にも」と案内しています。ミルク作りに使う前提の商品です。
一方で、厚生労働省が公開している「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」(FAO/WHOの仮訳)は、次の手順を示しています。
- 使う水は、水道水か、調乳用に勧められている容器入りの水などを「念のため沸騰させたもの」
- 沸かした湯は70℃以上を保ち、沸かしてから30分以上放置しない
- 溶かしたら流水などで授乳できる温度まで冷ます
- 調乳後2時間以内に使わなかったミルクは捨てる
- 電子レンジで温めない
ガイドラインの本文には、ボトル入りの水も無菌ではないので、使う前に沸騰させると書かれています。サーバーのお湯は公式で80〜90℃(よくある質問では約90℃)で、70℃以上という数字は満たします。ただ、沸騰させた湯ではありません。
サーバーのお湯をそのまま調乳に使ってよいかについて、オーケン公式に手順としての説明は見当たりませんでした(2026年10月1日確認)。ガイドラインどおりにしたい場合は、サーバーの水をやかんや電気ポットで一度沸かしてから使います。迷うときは、粉ミルクの缶の説明と、かかりつけの小児科や自治体の保健師に確認してください。
サーバーが役に立つのは「冷ます」と「すぐ使える」場面
ガイドラインでは、溶かしたミルクは流水か、冷水・氷水を入れた容器で冷ますとされています。サーバーの冷水(6〜10℃)を容器にためれば、この冷ます工程にすぐ使えます。冷水はミルクに混ぜず、哺乳瓶のキャップより下に当てて外側から冷やすのがガイドラインの手順です。
RO水と天然水はどちらも軟水、公式はキッズプランにRO水を案内

オーケンウォーターの水は、RO水の「プラスプレミアム」と、天然水3種類の計4種類です。キッズプランのページでは、赤ちゃんにはプラスプレミアムを勧めています。
| 水の種類 | 硬度(mg/L) | 届く地域 |
|---|---|---|
| RO水(京都) | 25 | 西日本 |
| RO水(富士) | 23 | 東日本 |
| 天然水 京都丹波 | 31 | 北陸・近畿・中国・四国 |
| 天然水 富士山 | 50 | 北海道・東北・関東・中部 |
| 天然水 大分天領 | 36 | 九州 |
※2026年10月1日に公式のプラスプレミアム・キッズプラン・天然水のページ(RO水は画像の表示)で確認。天然水は最寄り以外の産地を選ぶと追加料金がかかります。
RO水は、細かい膜で水をろ過した水です。公式は、プラスプレミアムを「天然水由来のミネラル成分をほどよく残した」水と説明しています。どちらも硬度50以下の軟水で、数字の差は大きくありません。
「赤ちゃんにはRO水でないとだめ」という公的な基準は、今回見た厚労省の資料にはありませんでした。水の種類より、上の調乳の手順を守れるかのほうが、ガイドラインの考え方に沿っています。
公式サイトでは、放射能検査とPFAS(有機フッ素化合物)検査の結果を定期的に公開しています。気になる人は、申し込む前に公式の検査結果のページで数値を見ておくと判断しやすくなります。
キッズプランの料金はRO水プランと同じ、対象年齢と書類は公式に記載なし

キッズプランは、RO水「プラスプレミアム」専用のプランとして案内されています。公式ページの料金画像に載っている金額は、通常のRO水プランと同じです。
| 項目 | キッズプラン(公式画像) | 通常のRO水プラン |
|---|---|---|
| おトクプラン(5年) | 1セット税込2,696円 | 同じ |
| 通常プラン(2年) | 1セット税込3,370円 | 同じ(基本プラン) |
| 配送の間隔 | 最長20日 | 最長20日 |
※1セット=12L×2本。2026年10月1日に公式のキッズプランのページの画像と、申込画面で確認。
特典は4つ、ただし対象と適用条件は公式で確認が必要
キッズプランのページの画像には、次の4つの特典が載っています(2026年10月1日確認)。
- 特典1:プラスプレミアム初回2本無料(セルフメンテナンスセット付き)
- 特典2:丹波のコシヒカリ2kg
- 特典3:使いすぎた時に使える無料引換ボトル券3本
- 特典4:LINE友だち登録で300円OFFクーポン+プラスプレミアム1本
特典1・2は、通常の新規申込の特典(水2本+お米2kg)と同じ内容に見えます。キッズプランならではの差は、特典3の引換券だと読めます。
一方で、公式ページには「ママ限定プラン」と書かれているだけで、対象年齢・妊娠中かどうか・母子手帳などの書類の案内は見つかりませんでした。キッズプランのページから進む申込画面も、通常のRO水の申込画面と同じ作りで、キッズプランを選ぶ欄はありませんでした。
「誰が対象か」「引換券はどこから申し込めば付くか」は、申し込む前に公式の電話(0120-041-999・平日9〜17時)で確かめてください。ほかのサイトで見かける対象年齢の記述は、この記事では公式で裏付けが取れなかったため書いていません。
子育て家庭の注意点はチャイルドロック・置き場所・受け取りの3つ

赤ちゃんがいる家庭では、ボトルの持ち上げ・子どものいたずら・荷物の受け取りの3つで困りやすくなります。公式の案内で確認できた範囲をまとめます。
| 確認すること | 公式の案内 | 出典 |
|---|---|---|
| チャイルドロック | 冷水・温水の両方に標準装備 | キッズプラン |
| ボトルの交換 | 足元にセットする下置き型 | サーバー |
| サイズ・重さ | 幅30×奥行34×高さ110cm・約20kg | サーバー |
| 注水レバーの高さ | 床から約80cm | サーバー・LP |
| 宅配ボックス・置き配 | 記載なし | — |
※2026年10月1日に確認。
チャイルドロックと置き場所
チャイルドロックは、冷水・温水の両方に付いています(キッズプランのページ)。温水は80〜90℃なので、ロックがあっても、子どもが1人で触れる場所には置かないのが基本です。
注水レバーは床から約80cmで、つかまり立ちや歩き始めの子どもの手が届く高さです。キッチンの奥やベビーゲートの内側など、大人の目が届いて子どもが近づきにくい場所を先に決めておきます。
重いボトルは足元にセット、玄関からは自分で運ぶ
12Lのボトルは約12kgあります。オーケンのサーバーは足元にボトルをセットする下置き型で、胸の高さまで持ち上げる必要はありません。
ただし、毎回届くボトル(12Lで水だけでも約12kg)は、玄関からサーバーまで自分で運びます。産後すぐなど重いものを持ちにくい時期に、誰が運ぶかを家族で決めておきます。
有料の設置サービス(6,600円)は、初回にサーバーを設置場所まで運んでもらうものです。毎回のボトルの運び込みは含まれていません(公式のプランページ・利用規約)。
受け取りは日時指定、宅配ボックスは公式に記載なし
配送は日時の指定ができ、不在の場合はポストに不在通知が入って再配達になります(公式のよくある質問)。宅配ボックス・置き配の可否は、公式ページでは確認できませんでした。
- 受取拒否・長期不在で返送になると、事務手数料1,650円
- 配送の変更・停止の連絡は、次回発送予定の7日前まで
- 約2か月(公式の表記は59日・60日・2ヶ月とページで違う)を超えて止めると、月880円
里帰り出産や入院で家を空ける予定がある家庭は、その期間の配送を早めに止めておくと、返送の手数料を避けやすくなります。
月の費用はRO水で約4,600〜5,600円、ミルク期より契約期間が長い

キッズプラン(RO水)の月の目安は、水代と電気代を合わせて約4,600〜5,600円です(当サイト計算)。RO水は配送の間隔が最長20日で、月に約1.5セット届く計算になるためです。
| プラン | 月の目安(電気代込み) | 契約の条件 |
|---|---|---|
| RO水 おトク | 約4,574円 | 5年かつ90回 |
| RO水 基本 | 約5,599円 | 2年かつ36回 |
※当サイト計算。20日に1回・1セット届き、電気代は公式目安の月474円とした場合。計算の前提は料金の記事にまとめています。
注意したいのは契約期間です。おトクプランは5年かつ90回で、ミルク期よりずっと長いです。期間を満たす前にやめると、解約金16,500円がかかります(利用規約)。
ミルクを卒業した後も、料理や飲み水として家族で月36Lほどを使い続けられるかが判断の分かれ目です。2年の基本プランは1セットあたり高くなりますが、契約期間は短くなります。
オーケンウォーターの料金は月いくら?解約金・電気代込みの総額で確認
オーケンウォーターが向く家庭・向かない家庭

子育て家庭での向き不向きは、「ミルク期が終わった後も水を使い続けるか」と「平日に荷物を受け取れるか」で分かれます。
- ミルク期の後も、料理や飲み水として月に36Lほどを使い続けられる
- 重いボトルを持ち上げずに交換したい(下置き型)
- 決まった日時に荷物を受け取れる
- 夜中にお湯を沸かして冷ます手間を、冷水での冷却で少しでも減らしたい
- ミルク期(1年前後)だけ使いたい。おトクプランは5年契約
- 厚労省の手順どおり毎回沸かすつもりで、サーバーのお湯を使う予定がない
- 宅配ボックスや置き配を前提にしている(公式に記載なし)
- 沖縄・離島に住んでいる(配送エリア外)
よくある質問
- オーケンウォーターのお湯でそのままミルクを作れますか?
-
サーバーのお湯は約80〜90℃で、ガイドラインの「70℃以上」は満たします。ただ、厚労省が紹介するガイドラインは、ボトル入りの水も一度沸騰させるよう書いています。オーケン公式に、そのまま使う手順の説明は見当たりませんでした。判断に迷うときは小児科や自治体に相談してください。
- キッズプランは何歳まで申し込めますか?
-
公式のキッズプランのページには、対象年齢・必要書類の記載がありませんでした(2026年10月1日確認)。「ママ限定プラン」とだけ書かれています。申し込む前に公式の電話(0120-041-999・平日9〜17時)で確認してください。
- キッズプランは通常のプランより安いですか?
-
公式ページの料金画像を見るかぎり、1セットの値段はRO水の通常のプランと同じです(おトクプラン税込2,696円・通常プラン税込3,370円)。違いは特典で、無料引換ボトル券3本がキッズプランのページに載っています。
- 赤ちゃんには天然水とRO水のどちらを選べばいいですか?
-
公式はキッズプランにRO水(プラスプレミアム)を案内しています。硬度はRO水が23〜25、天然水が31〜50で、どちらも軟水です。今回見た厚労省の資料に水の種類を指定する記述はなく、沸かして70℃以上で溶かす手順のほうが重視されています。
- ミルクが終わったら解約できますか?
-
解約はできますが、契約期間を満たす前だと解約金16,500円がかかります。RO水のおトクプランは5年かつ90回、基本プランは2年かつ36回です。水が余る月は約2か月まで無料で配送を止められ、それを超えると月880円です。
まとめ:水の種類より「調乳の手順」と「5年契約」を先に確認
オーケンウォーターを赤ちゃんのいる家庭で使うなら、次の3つを先に確かめておくと失敗が少なくなります。
- 調乳の手順:厚労省のガイドラインは「沸かした湯を70℃以上で」。サーバーのお湯をそのまま使うかは、粉ミルクの説明と小児科の意見で決める
- キッズプランの条件:料金はRO水プランと同じ。対象年齢・書類・特典の付き方は公式に電話で確認
- 契約期間:おトクプランは5年。ミルク期の後も水を使い続けるかで決める
料金や特典は変わることがあります。申し込む前に、申込画面の金額と特典の表示を確かめてください。
出典
※すべて2026年10月1日に確認。
- 厚生労働省:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて(概要(パンフレット)、仮訳(全文))
- オーケンウォーター公式:キッズプラン、プラスプレミアム、こだわりの天然水、ウォーターサーバー、よくあるご質問、ご利用規約、プランと料金、プラスプレミアム新規お申込み
この記事は、赤ちゃんの健康や安全を保証するものではありません。調乳の方法や水の選び方で迷うときは、かかりつけの小児科や自治体の保健センターに相談してください。書き手はオーケンウォーターを使っておらず、体験にもとづく評価はしていません。
